Googleは何でも検索できると思っていませんか?
実はGoogleにも検索できないものがあり、それを知らずにウェブサイトのタイトルを付けてしまうと大変なことになります。
前編では検索するときに検索エンジンから無視される記号を紹介します。


鈴木鈴木


こんにちは! 
ぼくは今、京都のとある会社で社員登用をかけた挑戦をしていて、1月20日までにこのブログを20,000PVまで達成させなければいけません。
このブログでは毎日の業務のなかで学んだり、自分で調べたりしたWebマーケティングについてまとめています。



タイトルに「%」記号を含んだ「鈴木101%」はSEO的には大失敗?

このブログ「鈴木101%」は稚拙ながらも記事は少しずつ増え、運営日数も40日を越えました。
いい加減「鈴木101%」とタイトルをそのまま検索すればトップに表示されてもいいはず。


しかし、「鈴木101%」で検索しても上位表示されることはなく、3ページ目にようやく出てくる始末。
このブログタイトル名と同じサイトはないのに…。


Webマーケティングだ、SEOだの言ってるのに恥ずかしい限りです。
コンテンツが悪く、外部リンクが集まっていないのも原因ですが、別の原因を見つけました。


それはこのブログタイトルに含まれる記号「%」です。


こちらが「鈴木101%」での検索結果です。
※この記事では全てGoogle Chromeのシークレットウィンドウを使って検索しています。

suzuki101_search1


検索結果には、ウェブページのタイトルと、ページ内のキーワードに関連した文章のスニペットと呼ばれる2つがセットになって表示されます。


鈴木101%で検索したとき、スニペットを見ると「鈴木」と「101」が太字になっているのがわかります。これは検索エンジンが「鈴木101%」から「鈴木」と「101」を読み取り「%」を含まずにウェブサイトを探したということです。


検索結果には全国の鈴木という名前が入ったアパート・マンションの101号室ばかりが表示され、唯一無二のタイトルのブログは、検索エンジン上では日本中の不動産と検索順位を競っていたことになります。


SEOとしては失敗とも思えるこのブログタイトルですが、これからどのようにすればよいのでしょうか。
まずはタイトルに記号が含まれるサイトの事例を見てみましょう。

記号に意味がないのにちゃんと検索されるサイト

実際に、名前に記号が入っている会社や芸能人のウェブサイトを検索してみました。


意味がないというと誤解されるかもしれませんが、記号をつけた「意図」はあるけど実際その記号があってもなくてもその個人やグループが特定できる、ということです。

記号単体でも検索できない句点「。」と読点「、」

句点「。」と読点「、」はそれぞれ単独で検索しても、これらを説明するウェブページは表示されませんでした。
著名人の名前にこれらがついている場合は検索結果にどのような影響があるのでしょうか。

初代仮面ライダー「藤岡弘、」の場合

上述したように「、」は検索されない記号であり、「藤岡弘、」と「藤岡弘」の検索結果は全く同じものでした。
すでに「藤岡弘」として広く認知されているため検索するときに「、」をGoogleが認識しなくても問題なく検索されます。


では、もしド忘れして名前が出てこず、「名前に『、』がつく俳優さんの名前は何だったかな?」と困った人はどのように検索するのでしょうか?


例えば「、のつく俳優」で検索しても「藤岡弘、」関連のサイトは表示されず、日本の俳優に関するページが表示されます。


姓か名前のどっちかが思い出せた場合、「藤岡 、」「弘、」で検索すると、前者は群馬県藤岡市、後者は焼肉屋さんの「弘」が表示されます。つまり藤岡弘さんは、姓だけ、名前だけで検索されては上位表示されないので、フルネームの「藤岡弘」で売り込まなきゃいけなくなります。


実際に、モノマネされるときは必ずと言っていいほど「藤岡弘、です」というフレーズが使われるので、本人も執拗にフルネームで自己紹介をしているのかもしれません。

脱退したメンバーのニュースが絶えない「モーニング娘。」の場合

日本を代表するアイドルグループのひとつで、現在は「モーニング娘。’15」が正式名称ですが今回はわかりやすくするために「モーニング娘。」だけで調べます。


読点同様に句点「。」も検索できない記号ですが、「藤原弘、」と同様にあってもなくても「モーニング娘。」のサイトが検索結果のトップに表示されます。


「。のつくアイドルグループ」で検索すると、「、のつく俳優」同様に「アイドルグループ」が検索結果の上位に表示されますが、なかには「『赤』のつくアイドルグループ」「『青』のつくアイドルグループ」も検索結果に出ているので「のつく」部分も含めて検索エンジンは探しているようです。


モーニング娘。は「モー娘」「ニング娘」で検索しても公式サイトがトップに表示されます。もしかしたらGoogleは「モー/ニング/娘」と3分割で認識しているのかもしれませんね。

検索できているのかできていないのか、わからない記号

もともとは★だった「つのだ☆ひろ」の場合

検索窓に「 つのだ☆ひろ 」といれたときの検索候補にも☆はしっかりと出ていますが、検索結果をみると「つのだ ひろ 」「つのだ ひろ – Wikipedea」「つのだ ひろブログ…」とタイトルには☆が表示されません。どうやら☆も検索できない記号のように思えます。


tsunoda_star


しかし、「☆」だけで検索するとタイトルやURLに☆を含んだウェブページが表示されるので、検索できる記号とも言えるのかもしれません。


いったいどういうことなのか。検索できているのかできていないのか、今の僕にはわかりかねます。どなたか教えてください。


別の発見もありました。
☆をとって「つのだひろ」と検索したところ、先ほどは「つのだ ひろ」と表示されていた公式サイトのタイトルが「Welcome To Tsunoda Hiro.com」に変わっていました!


実際に公式サイトのソースを見てみるとタイトルタグには Welcome To Tsunoda☆Hiro.com と記述されています。


つまり、さきほどの「つのだ☆ひろ」と検索したときの公式サイトのタイトルは、公式サイトが設定したタイトルとは違うタイトルが表示されていたということです。


これはユーザーが検索して探している情報とそのサイトの関連性が高いことをわかりやすくするために、Googleが自動的にmetaやh要素の情報からページタイトルを生成しているそうです。


参考:
検索結果に表示されるページタイトルがtitleタグと別のものに書き換えられるのはなぜですか?|SEO HACKS

単独で検索すると、文字に変換されて検索できる記号

ここで紹介する「♂」「!(半角)」「?(半角)」は単独で検索すると、それぞれ「雄記号‐‐Wikipedia」「感嘆符‐Wikipedia 」「疑問符‐Wikipedia 」と日本語に変換されてWikipediaのページがトップに表示されます。


それでは他の言葉と組み合わせて検索するとどうなるでしょう。

デビュー当時に♂はなかった「つんく♂」の場合

検索窓に「つんく♂」といれたときの検索候補にも♂はしっかりと出ていますが、検索結果をみると「つんく オフィシャルウェブサイト」「つんく – Wikipedea」「つんく オフィシャルブログ…」とタイトルには♂が表示されません。


実際にオフィシャルウェブサイトを開いてソース(HTML)を確認するとタイトルタグには「つんく♂オフィシャルウェブサイト 」としっかり♂が入っていて、Wikipediaもオフィシャルブログも同様です。


他の単語と組み合わせると検索エンジンでは無視されるようで、試しにポケモンの「二ドラン♂」と「二ドラン♀」を検索してみたところ、ふたつの結果は全く一緒でした。

高知移住ブロガーの「まだ東京で消耗してるの?」の場合

いろいろ記号の検索について調べてきましたが、基本的には記号を取り除いても誰の(どの)ことを言っているのか理解できるタイトルの場合は検索結果で影響をうけることはほとんどなさそうです。


一部で話題を呼んでいるウェブサイト「まだ東京で消耗してるの?」は、今では多くの人がテンプレート「まだ○○で消耗してるの?」を使って様々な記事を書いています。「?」があってもなくてもこのサイトだと誰でもわかります。


消耗してるの?という問いに対して「まだ東京で消耗してるの!」というアンサーブログを作ろうと考えている人は要注意です。


検索エンジンからすればタイトルは同じなので、「まだ東京で消耗してるの!」 と検索してもドメインの信頼度の高い「まだ東京で消耗してるの?」のサイトばかり表示されてしまいます。


また、このサイトのすごいところは「まだ」「東京」「してるの」だけでそれぞれ検索しても「まだ東京で消耗してるの?」が上位表示されます。いつか「東京」で検索したときにこのサイトが上位表示される日も……。

女心を知るためのキュレーションサイト「B!KUMA(ビークマ)」の場合

はてなブックマークの女性向けサイトです。B!KUMA ガールズというスマホアプリがあり、少しでも女心を知りたい男子に人気なので、マーケッターとして僕も毎日見てます。


アルファベットの「I(アイ)」を「!」に変えていて、検索しようとすると、、、


bikuma


やっぱり「!」が消え、「B」と「KUMA」に分かれますが、しっかりウェブサイトはトップに表示されます。


前編はここまでで、!が団体名の一部というより8割を占める「!-style」さんの事例は次回にご紹介します。


Googleは何でも検索してくれると思っていたので、記号が記号として検索されないのは驚きだったのと、まさか「鈴木101%」が全国のアパート・マンションと検索順位を争うとは思ってもみませんでした。


後編では、鈴木101%のように、記号が名前の一部として意味を持っている場合、そのウェブサイトはどのような工夫がされているのかを紹介し、これまで調べたウェブサイトを参考に「鈴木101%」のタイトルについて今後の方針を発表します。


鈴木鈴木

ぼくが借りているアパートの部屋番号も101号室なので、鈴木101……。




後編はこちら
もう特殊記号を使ったブログタイトルで消耗しない!|Googleで検索できる記号とできない記号【後編】