こんにちは。
私は京都のとある会社でWebマーケティングを勉強している鈴木です。


このブログではWebマーケティングの業務で学んだ知識や、調べた情報をまとめています。


今回は、全国のクリーニング屋さんのWebサイトを見て、Webマーケティングがどのように実践されているのかそのノウハウをまとめました。


Webサイトを作るときに大切なことは、何のためにそのWebサイトを作るのかをはっきり決めておくことです。


とりあえず作ったものは運用されなくなり、そのまま放置されてしまいがち。実際に、いろんなクリーニング屋さんのウェブサイトを見ると、更新が止まっているものもたくさんあります。
更新されていないと、「このお店は営業していないんじゃないか」とお客様が勘違いしてしまうかもしれません。


今回取り上げるたくさんのクリーニング屋さんは、Webサイトに工夫を散りばめています。どんなコンテンツがあるのかを知り、なんでそのコンテンツを作ったのかを考えると、お客様が何を求めているのかヒントが見つかります。


Webから実店舗への仕掛けが肝心


クリーニング屋さんの店舗数はコンビニより多い

クリーニング屋の数は、荷物の受け渡しだけをする店舗(取次店)も含めると11万店。コンビニは5万店と言われているので、倍以上の数です。クリーニング業を営む法人数は7万弱です。


参考:クリーニング業の実態と経営改善の方策|厚生労働省(PDFが開きます)


クリーニング屋さんの5割は4人以下で、およそ8割弱は20人未満と、ほとんどのクリーニング屋さんは小さい規模で経営されています。すべてのクリーニング屋さんを確認したわけではありませんが、自社Webサイトをもっているところは少数派で、その中には無料ブログをホームページとして使っているところも多くみられました。

ウェブサイトは必要ない? タウンページがホームページ

今回、クリーニング屋さんのWebサイトを探すのは結構大変でした。というのも、検索して上がってくるのは基本的に大中規模のクリーニング屋さんなので、特に小さいクリーニング屋さんのWebサイトはなかなか見つけられませんでした。


ほとんどのクリーニング屋さんが4人以下の規模で経営をしているため、Webサイトをつくる必要はないと考えているところが多いのかも知れません。


Webサイトやブログをもたないかわりに情報を載せていたのが、「iタウンページ」です。今では電話ボックスでしか見かけなくなってしまったあのタウンページがWeb版になっています!


iタウンページの検索窓に「北海道 クリーニング屋」と打ち込むと北海道中のクリーニング屋さん情報が表示されます。iタウンページには、お店の名前、電話番号と住所だけでなく、WebサイトのURLやメールアドレスも掲載できるようになっていたのですが、驚いたのは、iタウンページ内にWebサイトを作れることです!


例えばこちら、北海道の「土屋クリーニング」さん。動画を投稿してお店の紹介もできるようです。
tsuchiya


Webサイトを作って管理するのが億劫なお店にはよいかもしれません。業界別にフォーマットも決まっているようなので登録も簡単そう。ただ検索結果で上位表示されるかはわからないので、あくまでiタウンページ内の検索で探してもらうには良い手段だと思います。


鈴木鈴木

iタウンページには、地図表示、お気に入りに登録、くちコミする機能もあります!

Webサイトから実店舗への導線は会員登録がテッパン

Webサイトを作る一番の目的は、集客することです。Webサイトを見た人が実店舗に足を運ぶための仕掛けが必要。クリーニング屋さん(ネット宅配ではない)の多くは、メルマガ(メールマガジン)や会員への登録などが店舗への導線になっているようです。


大阪の「クリーニングISEYA」さんではトップページに会員情報や会員募集のバナーがいくつも用意され、会員サービスのページには会員特典も豊富に並んでいます。

iseya_member


クリーニング屋の父さんクリーニング屋の父さん

ISEYAさんのように、メール会員に登録したくなるような特典や文言は参考になるな。




このお店はLINE@も導入していて、友だちに追加するとお得な情報や店長からのちょっといい話が届くそうです。
LINE@はメールマガジンと違い、スマホの画面上で通知されるため開封率が高いのが特徴。


また、即時性が高いこともあり、美容院などでは予約キャンセルが出たときなどに「空きがでました。飛び込みのお客様は〇〇%OFF」とお知らせするところもあるそうです。


クリーニング屋の父さんクリーニング屋の父さん

クリーニング屋でも「今日は雨の日でお客様が少ないため、緊急セールを開催します!」といったメッセージを送れたら、雨で洗濯物ができない主婦のみなさんが駆け込んでくれるかもしれないなぁ。


鈴木鈴木

ちなみに、ISEYAさんのLINE@を友だちに追加してみたところ、年末まで使える100円クーポンが早速もらえました。



染み抜きとインターネットは相性が良い

Webサイトに載せる超基本項目にはお店の名前、電話番号、住所、営業時間、料金表などがありますが、クリーニング屋さんならではの絶対に忘れちゃいけない項目があることに気付きました!

クリーニング屋さんのサイトでは「染み抜き」を目立たせる

クリーニング屋さんだからこそ載せるべき情報が「染み抜き」です。染み抜きはクリーニング屋さんの看板メニュー。これを載せないことはありえません。染み抜きのサービス内容や料金は、一般の料金表と分けて目立たせるのがコツです。


また染み抜きとインターネットの相性がとてもいいことがわかりました。基本的にクリーニングに出すときは住んでる地域のクリーニング屋さんに行きます。しかし、染み抜きに関しては少し状況が変わります。


もし、大切な衣類に染みがついてしまったら。


何としてでも染みを落としたい人は、お金と時間をかけてでも元の状態に戻したいと、染み抜きの技術がより高いクリーニング屋さんを必死になって探します。Webサイトで自社の染み抜き技術を伝えることができていれば、日本全国どこからでも染み抜きの依頼を受け付けることができます。


実際に、「染み抜き」というキーワードがどれほど検索されているのかはGoogle Adwordsのキーワードプランナーというツールを使って調べることができます。


cleaning_keyward


鈴木鈴木

キーワードプランナーを使えば、「クリーニング」「染み抜き」が他にどのようなキーワードと一緒に検索されているかがわかり、Webサイトを作るときの参考になります。



ブログを活用するクリーニング屋さん

染み抜きの技術をお客様に知ってもらうために、染み抜き事例をブログで紹介しているお店もあります。ブログでは染み抜き以外でも、サービスの特徴、お得情報、社長やスタッフの仕事の様子、さらには地域情報まで多様な内容が投稿されています。自社の多様な一面を見せることで、お客様が親近感を持っていただけます。


ユニークなクリーニング屋さんのブログを紹介します。


クリーニング屋シミ抜き修復師尾上昇ブログ 
先ほど紹介したクリーニングISEYAの代表尾上昇さんのブログです。洗濯ノウハウが毎日更新されています。


onoue


クリーニング・しみ抜きに一生懸命! 店長のこだわり BLOG
こちらはクリーニングショップ中村の店長のブログです。基本的にクリーニングに関する事例やノウハウが投稿されていますが、たまにグルメや生活の様子が載っています。ほとんどクリーニング関係でたまに私事というバランスがとても参考になります。私事ばかりの投稿だと、クリーニング屋のブログとして見てもらえなくなってしまうので注意が必要です。


nakamura


クリーニング志村スタッフブログ 
スタッフさんが更新するお店のブログです。自社サービスの紹介だけでなく、スタッフの働く様子や町の情報などを発信しています。スタッフが交代でブログを書くのがいいですね! 会社や地域への愛着が沸きそうです。


shimura


洗濯ハカセ 神崎健輔のブログ 
こちらのブログは他とは違います。ブロガーって感じのブログです。クリーニングのこともたくさんありますが、それ以外のノウハウ記事も豊富です。
インスタグラムでデザイナーからも「いいね!」を貰える写真の撮り方」という記事を書いていて、おもしろいです。


kanzaki

染み抜きを極めた専門店

染み抜きの技術を磨き上げ、全国から染み抜きの注文が殺到するお店を紹介します。


染み抜き化学研究所(北海道) 
染み抜き成功率は96.8%! 全国宅配可能、メールで問い合わせができます。


ピノクリーニング(東京)
染み抜きのプロ集団。染み抜きが無料のお店は、無料でできる程度のことしかしませんが、染み抜き料金をとるお店は徹底的に染み抜きと向き合ってくれます。


せんたく屋しん(徳島)
一件一件丁寧な対応。お客様に感動を! クリーニング屋と一緒にしてはいけません。シミがついてから時間が経ってしまい、もう落ちないと諦めていた人はぜひ一度ここに相談してみてください。


染み抜き相談所 ファミリークリーニング(福岡)
同業者からバカだと言われてもなお、一点一点の染み抜きに時間を注いできた職人のお店。


匠抜き(福岡)
写真でわかりやすい染み抜き実績例が豊富。カレー、コーヒー、口紅など、カテゴリー別になっているのでとても見やすい。


染み抜きクリーニングナビ
全国の染み抜き自慢のクリーニング店を紹介するサイトもありました。


YouTube、オウンドメディアで集客

アイロンがけを極めてYouTubeに投稿!

アイロンがけは誰もが知りたいノウハウのひとつ。アイロンがけは、テレビや雑誌でも特集されやすいので、動画をウェブサイトに上げると思わぬ話が舞い込んでくるかもしれません。すでにYouTubeにはたくさんのアイロンがけのコツが投稿されています。


・アイロン掛け〜ワイシャツ完全版〜

芸人のような二人組が登場しますが、ファッションレスキューという会社の社員さんのようです。


・上手なアイロンのかけ方 Yシャツ篇【パナソニック公式】

エクストリーム・アイロニング・ジャパン代表の松澤氏による実演です。


・プロに教えてもらいました ワイシャツの正しいアイロンかけ【仕上げ編】

こちらはマイナビニュース「暮らしのtips」の記事内にある動画で、実演しているのは埼玉の「田辺クリーニング」店主さん。田辺クリーニングはYouTubeに積極的に動画を上げています。もしかしたらYouTubeがきっかけでマイナビニュースに取り上げられたのかもしれません。


鈴木鈴木

アイロンがけの方法は十人十色。正解はないのでやりやすい方法を見つけてください!

ただ、クリーニング屋三代目のせがれとしてふた言。アイロンがけ動画を参考にするときに次のふたつは注意してください。

  • アイロン台がプロ仕様の動画は参考にならない
  • アイロンがプロ仕様の動画は参考にならない



クリーニング屋さんにあるアイロン台は、台の裏側から掃除機のように空気を吸引して生地をピタッと伸ばして、しわがつきにくくなっています。また、アイロンも家庭用に比べて重く、しっかりと生地を抑えられます。


上で紹介した3つの動画はいずれも家庭用のアイロン台とアイロンを使っているので、ぜひ参考にしてください。



クリーニング業界のオウンドメディア2選

オウンドメディアとは、広い意味ではWebサイト、ブログ、パンフレット、カタログなど自社の情報を発信するものすべてを指します。しかし、最近のオウンドメディアは、ユーザーに価値ある情報を提供する記事コンテンツを集めたWebサイト(メディア)を指すことが多いです。


ブログは、自社のサービスや自社に関係ある情報を発信するので、興味がないユーザーが見ることはほとんどありません。

オウンドメディアはサービスを売り込むのではなく、ノウハウを提供することで見込み客を獲得し、間接的に自社を知ってもらうことができます。


例えば、「何がでるかな?」でお馴染みのLIONが運営するオウンドメディアLidea(リディア)。毎日の暮らしのなかのアイデアを提供し、最後にそっと関連する自社商品を見せています。


lidea


クリーニング屋の父さんクリーニング屋の父さん

この洗剤を使えば、油汚れがこんなに落ちます!」という売り込みじゃないところがオウンドメディアのポイントだな!




クリーニング業界のオウンドメディアがこちら。


イドカバネット 
idokaba


洗濯や衣類にまつわるノウハウ記事を掲載しています。運営している会社は、クリーニング屋さんではなく、クリーニング業界関連の新聞、書籍を出版しているゼンドラ株式会社。業界向けの出版会社がなぜ一般消費者向けのオウンドメディアを始めたのでしょうか。


インタビュー記事によると、ゼンドラの強みであるクリーニング業界の情報を一般消費者に知ってもらうことで、もっとたくさんの人がクリーニングを利用するようになって欲しいという関社長の想いがあるようです。
参考:【ゼンドラ×スターティアラボ特別対談】周りがやっていないからこそ取り組まなければならない電子化への対応


クリーニング・洗濯のお役立ち情報
basket


クリーニング・洗濯の豆知識の記事が並んでいるこちらは、ネット宅配クリーニングのBASKET(バスケット)が運営。クリーニング・洗濯の豆知識の記事が並んでいます。BASKETは「earth music&ecology」などブランドで知られるクロスカンパニーの完全子会社になったことでも話題になりました。


実はBASKETのこのお役立ち情報のページは、「染み抜き ○○(○○は忘れた)」とキーワード検索したときに偶然見つけました。実際のところこのお役立ち情報のページには、BASKETのトップページから辿り着くことはできません。(2015年12月3日現在)


このように私が意図せずBASKETに行きついたように、オウンドメディアは新しい見込み客の獲得を期待できます。


クリーニング業界ではオウンドメディアはこの2つではないでしょうか。
※他にあったらすみません。知っているかたがいたら、ぜひ教えてください! 

番外編 尖ってるクリーニング屋さん

ここでちょっと変わったクリーニング屋さんを紹介します。


・マッキントッシュが唯一認めたクリーニング屋さんラヴァレックス
lavarex


イギリスで生まれたマッキントッシュという老舗のブランド。クリーニング関係者ならば知らない人はいませんね。ブランドの代名詞「ゴム引きのコート」は一着十数万円。このコートの洗濯をマッキントッシュが国内で唯一認めたのが、宮城県仙台市にあるラヴァレックスさんです。
※他のクリーニング屋さんでもお店によっては洗濯してくれますが、できるだけ実績数の多いとこ/にお願いするのが良いそうです。


洗濯王子 中村祐一 
クリーニング界にはプリンスがいます。洗濯王子こと中村祐一さんは、クリーニング屋の三代目として生まれたそうです。
クリーニングに関するアドバイスやコンサル業務をする傍ら、都内に洗濯の学び場Sentaku Studioを構え、毎月、洗濯講座をされているそうです。


sentaku_studio


クリーニング工場を持っていなくても、クリーニングの技を持っていれば働ける、新しいクリーニング屋さんのスタイルです。


洗濯王子のアイロンがけ動画はこちらです。
洗濯王子のアイロン講座「ワイシャツの基本」/T-fal



鈴木鈴木

ちなみにクリーニングの日(9月29日)に、クリーニング屋の息子として生まれた僕は、「神童あらわる」と業界で噂になったんだよね!


クリーニング屋の父さんクリーニング屋の父さん

初耳だ。




ネット宅配クリーニングは学びの宝庫 おすすめ7選

宅配サービス」そのものは昔からあり、自社の車やバイクで運んでいました。
参考:現在でも自社で宅配している大阪宅配クリーニングナビ シャトルサービス


インターネットの登場と、輸送技術の発展でネット宅配サービスが広く普及するようになりました。ネット宅配サービスは店頭でのコミュニケーションが取れないかわりに、Webサイトにすごく力を入れています。お客様が何を求めているかを徹底的に考えて作られたWebサイトなので、とても勉強になります。


実施しているサービスも参考になります。例えば、「保管サービス」がほとんどのネット宅配にあります。例えば、春先に冬物をまとめて洗濯に出すと、仕上がったものが秋ごろに届きます。


鈴木鈴木

ワンルームに住む私にはめっちゃ助かるサービス!
実際、衣替えの時期になると実家に大量に衣類や布団を送って、次のシーズンに送ってもらっています。クリーニング屋の息子の特権です。




おすすめ7選はこちら!


リネット(Lenet)
今ではネット宅配の代名詞と言っていいほど有名。たくさん広告やCMも出しているので、みなさん一度は目にしたことがあると思います。坂上忍さんが出ているあのCMがリネットです。



参考:ネット宅配クリーニング「リネット」坂上忍さん起用のCMが公開3日で100万回再生突破ーー気になるコスパは?


リネットは、クリーニング屋さんが始めたサービスではなく、マーケティングを担当する株式会社ホワイトプラス仕組みを作り、クリーニング屋さんと提携して生まれたサービスです。Webサイトの情報も満載で、他社のサイトに比べても使い勝手がとても良いです。


サービスの特徴は1点ずつクリーニングに出せること。多くのネット宅配では、5点ずつ、10点ずつなどまとめて○○円といったパック料金が多いのですが、リネットは衣類別の料金表を参考に好きな分だけ送ることができます。


料金は高めですが、月額300円のプレミア会員になると、料金が20パーセントから35パーセントオフになるので、まぁまぁのお値段になります。


一部のコストコではリネットのクーポン券を購入できるようになり、2,800円で4,000円分のクーポン券が手に入ります。お得。


iPhoneアプリもあるそうです! 使い方を丁寧に紹介してくれるサイトがこちら、宅配クリーニング生活


ネット宅配について調べてみると、「ネット宅配のまとめ」をしているウェブサイトの多くがリネットを一番すすめています。もはや全てリネットのまわしも……、大ファンなのでしょう! Webマーケティングは奥が深い。



せんたく便
こちらは、滋賀県のクリーニング屋さんヨシハラクリーニングが運営するサービスです。 滋賀県ですが、全国宅配可能! これぞインターネットの普及と、輸送技術の発展の賜物です。
滋賀県内全域に実店舗を持つ実力派。リネットと違い、パック料金制を採用しています。料金が一定なので、クリーニング代が高くつくコートなどの冬物をまとめるとお得です。


そして、この記事を書いている12月2日、新しいサービスが始まりました。
その名も「京染め便」。着られなくなった服を黒く染めてくれるサービスです。このサービス、2013年のTokyoDesigneWeekでも見たなーと思ったら、そのサービスでした。
参考:PANDA BLACK
このサービスを利用すると、WWFジャパンに寄付が届けられます。



洗宅倉庫
業界最安値に挑戦している洗宅倉庫さん。20点までは定額のパック料金制で、安さは断トツ。染み抜き無料、再仕上げ無料、9カ月保管と充実したサービス内容です。


上記ふたつのサービスと大きく違うのは、「布団」がトップページに載っていることです! 布団に対応できないネット宅配も多いんです。
※リネットは布団のネット宅配は別サイトになっているためちょっとわかりずらい
※せんたく便は布団のネット宅配をしていない



デア
何でも洗濯してくれます。トップページにクリーニング可能な品目が写真付きで載っていて、他のサイトと比べとの優位性をはっきりと打ち出しています。ウェディングドレス、着ぐるみ、ソファ剣道の防具まで、なんでもクリーニングしてくれます。


宅配サービスに不安を持つかたも多いので、どのサイトでも「お客様の声」を載せて不安を取り除く対策をしていますが、ソファや剣道の防具まで本当にクリーニングできるのかはもっと不安、というか不信。推測ですが、このサイトは問い合わせが多かったのかもしれませんね。お客様の声がとても充実しています。



マイクローク
クローク(ホテルなどの会場前にある荷物を預けるところ)というだけあって、保管期間が業界最長の10カ月(鈴木調べ)。さらに、90日まで有料で延長可能。つまり13カ月も預けることができます! (12カ月着なければもう手放すことを考えたほうがよいと思います)


24時間365日、温度・湿度・遮光の管理を徹底し、プラズマクラスターも常設しているそうです。家の箪笥の奥深くでじめっとした環境より圧倒的に清潔なので、衣類にとっても快適なサービスです。



お洗濯.net
パック料金もあればひとつずつのネット宅配も可能。スーツセットは他のお店にはないメニューです。また家庭でもできる洗濯ノウハウをまとめた記事が上がっています。「工場見学」というページでは、作業の様子を動画で紹介しています。



リナビス 
最初に紹介したリネットの会員が8月時点で15万人を超えたそうですが、リナビスは年間1万人限定の宅配クリーニングです。Webサイトもとても優しい、暖かい雰囲気になっていて、職人さんたちの顔が見えます。


このコピーもとてもほっこりしていて好きです。

リナビスは、おせっかい過ぎる、おばちゃん達(クリーニング職人)が
他では、「手間でやらない」クリーニングをするのが特徴の宅配クリーニング店です…。



このコピーに続いておばちゃん、おじちゃんの手仕事が写真付きで紹介され、その下になぜ1万人限定なのかが書かれています。

「私達の高品質で丁寧なクリーニングサービスには限界があります。。。」


なるほど! と納得させられるのと同時に、このおばちゃん、おじちゃんに仕上げてもらいたいという欲望が沸いてきました。


おばちゃん、おじちゃんの職人一覧ページ
rinavis


鈴木鈴木

手編みマフラーを作ってもらいたいおばあちゃんを選べるフランスのサービスを思い出しました。
“体も心も温まる!” 好きなおばあちゃんにマフラーを編んでもらえちゃうサービス「Golden Hook」


好きな職人さんに仕上げてもらえるサービスも生まれるかもしれませんね。




7つのネット宅配クリーニングを紹介しました。それぞれの強みを上手くアピールしていますね。
これからWebサイトを作ろうという方は、いきなりたくさんのコンテンツを含んだサイトを作るのは時間もかかり、費用もかかるので、自社の強みを明確にし、それを打ち出すところからウェブサイトを作りましょう。


まとめ

以上、長々とクリーニング業界でのWebマーケティングをざっくりと紹介しました。これからウェブサイトを作ろう、もしくはリニューアルしようと考えているクリーニング屋さんの参考になれば幸いです。


また、クリーニング業界関係ないのに読んでくださったかたで、クリーニングに興味を持ってくださったならば、ぜひクリーニング屋さんを利用してください!

  • Webサイトを作るときは目的を明確にする
  • iタウンページに自社のWebサイトをつくることもできる
  • 染み抜き」の項目はWebサイトにしっかり載せる
  • 家庭でも使えるクリーニングのノウハウを写真、動画、記事で発信する
  • ネット宅配クリーニングのサイトにはヒントがたくさん隠れている



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